FC2ブログ

【SPICE】大衆演劇の入り口から[其之三十八] 徹底したSNS宣伝が凄い!東京・浅草木馬館支配人に聞く

夏、一枚のポスターがタイムラインに出現したときの興奮を忘れない。

暁_大江戸恋花火
引用元(篠原演芸場Twitter 2019年8月11日)

開演案内はもちろん、芝居のイメージ膨らむ写真・デザイン。
すっごく、プロの仕事。
すっごく、この芝居が観たくなる(実際行った)。

この8月を皮切りに、浅草木馬館・篠原演芸場から怒涛のSNS発信が行われるようになった。Twitter、Instagram、Youtube、Facebook。その一つ一つが充実していて、丁寧で、情報量が多い。

素人目で見ても、従来の大衆演劇の宣伝はローカルだなぁと思ってきた。口コミを中心とする限られたファンネットワーク。そこを飛び出した新しい動きが始まっている。よし、次の取材テーマは「大衆演劇とSNS」だ、と決めた。

有限会社・篠原演劇企画に取材依頼状を送り、お話を伺うことができました!

【SPICE】大衆演劇の入り口から[其之三十八] 徹底したSNS宣伝が凄い!東京・浅草木馬館支配人に聞く



インタビューに応じて下さった、浅草木馬館支配人・篠原由高さん。忙しい中でもいつも笑顔で接して下さる、爽やかなお兄さんだ。
由高さんインタビューのハイライトの一つはここ。

インスタを見て、初めて大衆演劇を観に来てくれる外国の方も多いです。

――外国の方ですか?!

公式ラインで連絡が来るんですよ。「インスタグラムで初めて見ました、席を予約したいです」って。そこで予約者名を見ると外国の方のお名前なんです。特に反応が多いのは、芸者姿など女形の写真。あと派手な洋風の鬘より、伝統的な髷(まげ)の鬘のほうが反応があります。髷って日本文化にしかないじゃないですか。


舞台を観たことがない外国の方を、写真一枚で劇場に呼べることに衝撃を受けた。
そしてもう一つのハイライトは最後。「木馬館支配人としての夢は何ですか」という質問に、「もう一度動員を戻したいですね」と答えられた後、言葉はこう続いた。

自分が高校を卒業して劇場に入った頃はまだ、札止め(お客さんが超満員で入場を制限すること)が一年に何回もありました。今自分は34歳なので、16年前のことですね。動員が落ち始めてきたのは、2011年の東日本大震災以降です。震災前の木馬館は大入りの基準が300人で、ダブルが500で、トリプルが700だったんですよ。700っていうのは、昼夜とも立ち見のお客さんがいて達成できるくらいの人数です。それが一年に何回も出ていました。
でも震災後に落ち込みが来て、今は大入りの基準になる数を下げました。300で大入りというのは同じなんですけど、ダブルは450、トリプルは600です。それでもトリプルは滅多に出ないですね。


⇒インタビュー全文はこちら!

私が大衆演劇を本格的に観始めたのは、震災の翌年(2012年)から。この7年の体感として、東京・大阪・九州いずれの劇場も、少しずつ寂しくなっているような気がする。高齢化や景気の悪化、劇場に足を運ぶことのハードルが段々高くなっているのだろうか。
けれどどんな時代でも、新たな流れを作ろうと奮闘する人々がいる。プロの知恵がある。SNSはスマホの中に開かれた、大衆演劇の入り口だ。

篠原演劇企画運営のSNS一覧↓
浅草木馬館
Twitter
Facebook
Instagram
Youtube
予約専用LINE

篠原演芸場
Twitter
篠原演芸場【裏】ゆう蔵Twitter ※劇場の裏方によるアカウント
Facebook
Youtube
公式ホームページ(木馬館・篠原演芸場共通)

しかし由高さんが語って下さった通り、写真は強い。自分自身はツイ廃なのだけど、これからはインスタが強くなっていく時代かもしれない🤔

由高さんには3年前にもお話を聞かせていただきました!このときは劇場の大道具について伺っています。こちらもぜひ♪

大衆演劇の入り口から[其之拾七]舞台裏のプロたち―「浅草木馬館」の裏方さんに会いたい!


にほんブログ村 演劇ブログ 大衆演劇へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)