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【SPICE】大衆演劇の入り口から[其之三十] 13歳、未来の座長!親子が歩んできた道とは?「優木劇団」登場

インタビュー中に、こんなにほっこりした気持ちにさせてもらったのは初めてかもしれません😊

「(この子は)けっこう照れ屋さんやから」
と言うお父さんの顔をちろっと見上げ、
「…初めて知った」
とぽそりと言う13歳。

優木劇団座長・優木誠さんと、花形・優木直弥さんの会話です。

ようやく雪の溶けた3月の青森。
弘前からリゾートしらかみで2時間の深浦観光ホテル。
この素敵な親子の話が聞きたくて、行って聞いてきました!

大衆演劇の入り口から[其之三十] 13歳、未来の座長!親子が歩んできた道とは?「優木劇団」登場 

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「仲良しな感じでお願いします!」と言ったらガシッと肩を組んでくださった!

お二人を初めて観たのは、思えばわりと最近。昨年9月、劇団天華に助っ人として一か月出演されていたときだ。
初めての役者さん、どんな方だろう?と九条笑楽座へ足を運んだその日。ミニショーに出て来た誠さんが【男意気】を踊り始めた途端。
…?!
し、しなやか…。そして昔の空気の中からひょっこり出て来たような、この風情は何だろう。懐かしさをかきたてる、この匂いは。
以来、「優木劇団座長、優木誠のステージです!」とアナウンスが流れると、脳内ではキター!誠ターイム!と興奮の実況がかかるように(笑)

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今回のインタビューでは、誠座長の15歳からという豊かな芸歴の一端を聞かせてもらった。そうそうたる名前が、次から次に出てきた。

(本文より)
座長 2年ぐらいは、いろんな劇団を数日とか数か月とかの期間で手伝わせてもらってた。たとえば都を出て半年ほどした頃に行ったのが、今の劇団炎舞のボス、橘魅乃瑠(たちばな・みのる)さんのところ。メンバーのあきらと橘広人(ひろと)は、俺と同い年で友達やったしね。俺の目の前で魅乃瑠さんが城太郎先生に電話して、「誠くん来とるんやけど、うちも今とんぼ(現・炎鷹座長)がいなくて困っとるから出てもらってええかな?」って話をしてくれて、15日間だけ行かせてもらった。森川竜二(もりかわ・りゅうじ)さんのところも、鈴成り座のこけら落としのときに行ったよ。だから鈴成りの一番のゲストは俺やったんよね。

そして花形・直弥さん。初めて観た9月の時点ではまだ12歳だったけれど、どんな役でも全身で「汲む」姿に心をつかまれた!
たとえば劇団天華『喧嘩屋五郎兵衛』では子分役をしていた。朝比奈(千夜座長)が、自分の羽織を弟・五郎兵衛(丞弥副座長)の遺体ではなく、あえて伊之助(悠介花形)の遺体にかけてあげるシーンがある。直弥さん演じる子分は朝比奈の行動が信じられないとばかりに、千夜座長の後ろで大きく目を見開いていた。どうして実の弟でなく?!という叫びが聞こえてくるようだった。

こういう細かな芝居を、直弥さん本人も指導役である誠さんも、あんまりスゴイと思わず、当たり前のこととしてとらえているのにまた驚く。

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インタビューでは、一生懸命言葉を探しながら答えてくださった直弥さん。その発言から、父・誠さんの背中をまっすぐに見つめ続けてきたことが伝わってくる。13歳になったばかりの凛とした少年は、私たちが未来に迎える座長の姿だ。

(本文より)
花形 僕が物心ついたときには、お父さんが(座・笑泰夢の)座長だったので。実際には僕が生まれたときには(見海堂劇団の)副座長だったんですけど、でも記憶にあるのは座長だった姿なんですよね。

――ほかの職業とは迷わなかったんですか。

花形 迷わなかったですね。小学校で将来の夢を書くときも、漢字が分からずひらがなで「ざちょう」って書いてました。

⇒全編はこちら!(SPICEサイトに飛びます)


ところで、誠さんが直弥さんのことを「直(なお)」って呼ぶ優しいトーンは、もう心温まりすぎてぽかぽかになりました。

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優木誠座長・優木直弥花形は
4/10(火)・11(水)・12(木)→此花演劇館(劇団要)
4/19(木)・20(金)・21(土)→九条笑楽座(南條光貴劇団)

に出演されるとのこと!

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