劇団KAZUMAとの“初めまして”―横浜の良き出会いのために―

「お萩さんの好きなKAZUMAって、11月に三吉なんでしょ?おすすめの芝居とかある?」
「観たことないんだけど、一度行ってみようと思ってて」
この数ヶ月、友人や劇場で知り合った方から、時々そんな風に声をかけていただく。とっても嬉しいことだ。

劇団KAZUMAの三吉演芸場公演は、11/1(火)~12/15(木)夜の部まで。一ヶ月半の長丁場、その間にたくさんの「初めての出会い」が生まれていくのだろう。4年前に私が彼らに出会ったように。

で、ハタと思った。
私自身、初めての劇団さんに行くときにちょっと困りものなのが、役者さんの顔と名前が一致しないこと…
なので、ファンの方のブログで座員さん全員が載っているものを探して、こーいう役者さんがいるのかぁと情報源にしている。
じゃあ、私も。おこがましいかもしれないけど、貴重な関東公演だし、「横浜で劇団KAZUMAを初めて観る」方に役立つことがしたいな!

というわけで11/1(火)夜の部から、撮れたての近影をサクサク貼っていきます。そして個人的な各役者さんについての感想なども添えちゃいます。
これからKAZUMAを観る方、よろしければメンバーの確認にご利用くださいませ!

座長 藤美一馬(ふじみ・かずま)さん
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はんなり美人さんな一馬座長。肌は常々ツルツルです。
芝居はザ・九州!な古典性がくっきりと核にあると思います。奇をてらわず、捻じ曲げず、昔ながらの芝居をひたすら誠実に。そこに加えて、なんとも言えないほわぁ~んとした人間味が漂うとき、あぁ一馬座長だなーと…。
ご本人は落語好き。『紺屋高尾』『品川心中』『文七元結』など、落語を元にお芝居を立てています。こういった“日常の中の小さな物語”が、一馬座長にはとても良く似合う。落語のお芝居は劇団としても代表作なんじゃないでしょうか?

最近ブログもやってらっしゃいますね!文面に癒されます⇒藤美一馬のブログ

副座長 柚姫将(ゆずき・しょう)さん
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“すこやか”という言葉をこんなに体現する成人男性が他にいるだろうか…将さんの笑顔を見ているとそんな風に思っちゃいますね!
毎日全身全霊、舞台に立てば動き回っている副座長。細かなところまで目を配って手を入れて、座長の相手役、二枚目、悪役、女役、それぞれの役に力の限り迫っていきます。舞台を踏んで十数年目のはずですが、今も演じることの歓びがいっぱいに伝わります。
将さんのまっすぐな芝居が全編通して味わえるのは、『身代わり半次郎』かな?『男の人生』では悪役ですが、悲しい生き様がありありと浮かびます。

副座長 冴刃竜也(さえば・たつや)さん
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同じく副座長の竜也さん。どこか影の魅力のある役者さんです。特に女形の色香は、とろりと闇をすくうよう。男の人生を狂わせる系美人。
舞台ぶりを見ていると、キッパリした気性なのがわかってくるように思います。芝居は『兄弟仁義 男の唄』の竜次や、『生首仁義』の長五郎など、感情にパチッと火がつくタイプの、仲間思いのキャラクターがニンだなぁと。それから『次郎長と旅役者』とかコメディの爆発力も楽しい!
水をススーッと滑るような独特の舞踊スタイルも魅力。

劇団千咲座長 千咲大介(せんざき・だいすけ)さん
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劇団千咲から、客演という形で参加されている大介さん。舞踊も芝居もさすがに巧いです。セリフ回しが達者!『へちまの花』の大工さんが愛嬌があって、人懐っこくって好きでした。同じ中学校出身の竜也さんとは本当に仲良しらしく。大介さん・竜也さんが芝居中に兄弟分の役で組んだりすると、息ぴったりな掛け合いが見られるのお楽しみです。
上のお写真を見てもそうですが(写真の腕がイマイチ💦)、着物や小物合わせのセンスが素敵です。ごてごてしないけれど、さりげなく粋だったり洒脱だったり。

藤美真の助(ふじみ・しんのすけ)さん
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三吉の初日にカメラを向けるとこんな感じに(笑) 私の友人が真の助さん大好き!というのもうなずけます。つくづく、おかしい、楽しい、優しい役者さんです。舞台中に後輩たちにいじられても平然としている、器のでっかさ!
『甲州の鬼』の悪親分役は、助平で卑怯な行動にも関わらず、真の助さんにしか出せない愛嬌がある絶品。三吉公演中に出してくださるといいな。

龍美佑馬(たつみ・ゆうま)さん
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悪役からお父さん役まで、実は芝居の一番のキーパーソンな佑馬さん。元は公職で、30代後半になってから初めて舞台を踏んだという異色の経歴の方でもあります。
『浅間の喜太郎』『身代わり半次郎』『雪の夜の父』『戻り橋』など、父子のドラマを描いた芝居は、佑馬さんの本領発揮だなぁと感じます。お父さん役のじんわりと染み入る慈愛、哀れみが胸をつき、自然と涙が…
佑馬さんはがっしりと体格もいいのですが、年老いたお父さん役のときはなぜか小さく見えるんです。不思議!

劇団千咲 千咲凛笑(せんざき・りんしょう)さん
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一にかわいい。二にかわいい。劇団KAZUMAでたった一人の女優さんは、幾十の「かわいい」を捧げても足りないくらい、可憐なかわいらしさのある凛笑さんです。
個人舞踊に手作りのアクセサリーを着けていたり、独自の見せ方をしてくれるのが素敵です。↑の写真のような女学生袴の愛らしさといったら、もう…!手がカメラと一体化するレベルに撮るのをやめられない…!
芝居もお嬢さん役から毒婦役まで、なんでもきちんとこなしてらっしゃいます。『赤尾の林蔵』の、大事に育てられたしっかり者のお嬢さんな感じは特に良いなぁと思います。

追記:凛笑さんもブログやってらっしゃいました!⇒凛笑☆。.:*キマグレ日記♡

ひびき晃太(こうた)さん
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いつも裏で忙しく奔走している晃太さん。個人は歌を歌われることが多いです。いらしてからそろそろ2年、じきに個人舞踊も見たいですね。
送り出しなどで時々接すると、気さくでさばけたお兄さんという感じ。芝居ではどんな持ち味なのか、今後の出番増加が楽しみです。

華原涼(かはら・りょう)さん
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見れたらラッキー!と思っています(笑)。涼さんはいらっしゃる日といらっしゃらない日があって、特に予告とかもないのでその日行ってみて初めてわかります。
どっしりした重さと、怜悧な面差し。親分役とか侍役とか、風格のある役がそのままハマります。逆にこのクールさを逆手にとった、三枚目の面白さはレアですが爆笑ものと思います。『孝行小判』のわずか10分程度の登場場面で、強烈に笑わせてくれた、ぽんこつな十手持ち役が忘れられません。

やっさん
KAZUMAの照明さんです。幕が開く前にお会いすることもあるかも?やっさんの作るしっとりした明かりの中では、役者さんの動きがよくわかります。

もう1名、KEITAさんという若手さんはお休みされているので外しました…(>_<)

最後に、三吉演芸場の11月のお外題表がまるまる1か月分出ているので、こちらもシェア。
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私自身、劇団KAZUMAと出会い直す気持ちで迎えた11月。
誰かが劇団と出会い、好きな役者さんと出会い、特別なお外題に出会うことも、きっとたくさんあるはず。
“特別な出会い”に溢れた、一ヶ月半でありますように!

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