【SPICE】27年間ありがとう!最後の営業日レポ「大宮健康センターゆの郷」(大衆演劇の入り口から・番外編)

ずら―っと…歴代の劇団のポスターが並んで見下ろしているロビー。
それを眺めているのが幸せだった。
センターが、大衆演劇という文化を愛しているのが伝わって来た。

ゆの郷で数々の名舞台に出会った。
たとえば5月末、橘大五郎座長の舞踊「願わくば桜の下で」。
昨年11月、新生劇団春の芝居「質屋の娘」。
昨年4月、見海堂劇団の芝居「黒潮に叫ぶ兄弟」。

なのに2015年8月30日(日)、「大宮健康センターゆの郷」閉館。
寂しくってたまらない。
その最後の日の一片を書き残しておきたかったんです。

【SPICE】27年間ありがとう!最後の営業日レポ「大宮健康センターゆの郷」(大衆演劇の入り口から・番外編)


ずっと覚えておきたい。埼玉・大宮の地に、健康センター「ゆの郷」があった。毎月新たな劇団が来て、日替わりの芝居が観られた。ロビーでは、歴代の劇団のポスターがズラリと見下ろしていた。食堂には名物メニュー「座長御膳」があった。家族連れや友達同士でくつろぐ、ゆるみきった笑顔がたくさんあった。

「ゆの郷が閉まっちゃうんだって!」

関東の大衆演劇ファンに衝撃が走った。3/17(火)、ゆの郷webサイトに掲載された「閉館のお知らせ」。土地建物の賃貸借契約の更新が難しく、平成元年からの営業を終了するという。閉館は8/30(日)20:00。大衆演劇の大切な舞台が、一つなくなってしまう…。最後の営業日を過ごすべく、友人と共にゆの郷へ向かった。


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なんといっても支配人と若旦那が、私の拙いインタビューに答えてくださったこと!
忙しさはMAXだったと思う。
若旦那は3時間しか寝ていなかったらしい。
それでも丁寧に、真剣に答えてくださった。
そして当日一緒に過ごしてくれた友人のおかげで、本当に良い日になった。

記事の最後に載せた「恋するフォーチュンクッキー_大宮健康センターゆの郷ver.」。
見てるうちにホロリときてしまう。
従業員のみなさんも、お客さんも、「劇団鯱」のみなさんも、なんて楽しそうなんだろう…。
なんて温かかったんだろう、あの空間は。

奇しくも、この関東に立川けやき座が誕生したのと同じ月。
入れ替わるように、大衆演劇の歴史の中に確かにその名を刻んで、ゆの郷は閉館した。

舞台写真を撮るのに苦戦する大きな2本の柱も、今思えば名物だった。
毎月変わる座長御膳。
露天風呂。
ユトリッキー。
支配人。
若旦那。
ゆの郷一座。
喫茶「なごみ」。
レストラン平成。
御食事処「まくあい」。
あのグレーの無料送迎バス。

楽しかったね。
この胸の中で、いつまでも楽しいね。

時代とともに移り変わる劇場・センター。
ゆの郷のあった2015年に、大衆演劇ファンで良かったね。

“人生捨てたもんじゃないよね…”
頭から離れなくなってしまった(笑)『恋するフォーチュンクッキー』のメロディと一緒に。
ずっと私の中に残っているだろう、ゆの郷!

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